研究開発

■歯膜剤 「シマックV」 の抗ウイルス効果

新型コロナウイルス(SARS−CoV−2)に対する試験内容と結果

2020年9月から2021年8月まで、株式会社食環境衛生研究所に依頼して自社開発した歯膜剤(抗ウイルス性組成液)の新型コロナウイルスの不活化に対する試験(in vitro)を行いました。

約100種類の抗ウイルス性組成液(試験液)の中から3つの組成A、B、Cを選び、平底フラスコ内側底面に塗布し、12時間風乾させました。その時、抗ウイルス性組成液は透明な被膜となります。その後、細胞維持培地で18時間被覆した後、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)液を入れ、2時間接触させました。同様にコントロール(比較液)として無水エタノールを使用しました。
コントロールと比較した結果、A、B、C全ての組成液のウイルス力価(TCID50)は90.0〜98.4%減少し、新型コロナウイルス減少効果が認められました。6時間後のウイルス力価もほぼ同様の減少効果が認められました。
※抗ウイルス性組成液C=「シマック V」

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